ロバーツ監督、今季初退場処分 本拠地に大ブーイング 三塁上の不可解判定巡り猛抗議 直後に逆転許す
「ドジャース―フィリーズ」(7日、ロサンゼルス) ドジャースのロバーツ監督が今季初の退場処分を受けた。 問題のプレーは1点リードの六回の守備。無死二塁の場面で敵軍マーシュのバントを処理した三塁K・ヘルナンデスが三塁ベースカバーへ走り込んだ遊撃ロハスへ送球。ロハスのグローブが先に走者の足に触れたかに見えたが、三塁塁審はロハスが二塁走者の走路を妨害したとしてセーフをコール。ロハスの猛抗議を見て、ベンチから飛び出した指揮官は三塁塁審に激しく詰め寄ると、退場を宣告された。 本拠地にブーイング渦巻く中、今季初の退場処分でベンチ裏に消えた指揮官。ドジャースは3番手登板したケリーが無死一、三塁から三塁ゴロで同点にされる。さらに2四球などで2死満塁となったところで暴投で勝ち越し点。1番シュワバーにはこの日2本目のホームランとなる3ランを浴びて4点ビハインドとなった。