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「一緒に死にたかった」2時間泣き続け…7歳長女刺殺の母親 初公判

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 兵庫県猪名川町で2019年9月、当時7歳の長女を殺害したとして殺人の罪に問われた女の裁判員裁判が2日、神戸地裁で始まった。初公判で女は「殺意はなかった。娘と一緒に死にたかかった」などと述べ起訴状の内容を一部否認した。  起訴状などによると、被告の女(43)は2019年9月8日未明、兵庫県猪名川町の自宅2階の寝室で当時7歳(小学2年)の長女の首や腹を包丁で刺して殺害したとされる。 ■「殺意はなかったんです。死んでしまうなんて…」嗚咽止まらず  女は泣きながら法廷に入り、裁判長から「大丈夫ですか、話せますか」と問われる一幕もあったが罪状認否で「殺意はなかったんです。一緒に死にたかったんです」などと述べる一方、「(まさか娘が)死んでしまうなんて」とも話し、起訴された内容の一部を否認した。  午前10時に開廷された初公判で女は午前の審理が行われた約2時間、泣き続けていたが審理は続行した。 ■包丁を持ち、2時間の『ためらい』  検察側は冒頭陳述で「重いうつ病で心療内科に通院していたが、犯行の際は物事の善悪を判断する能力が著しく低い、心神喪失状態とまでは言えない。あくまでも心神耗弱(こうじゃく)状態だった」と指摘した。理由として日常生活で家事や育児ができていたことや、包丁を手にし、殺害行為までに約2時間の『ためらい』があったことなどを挙げた。一方、弁護側は「幻聴や幻覚症状があり、殺害行為を止めることができなかった」と心神喪失状態だったと反論。裁判の争点はうつ病が犯行に与えた影響など女の責任能力の度合いで、判決は7月8日に言い渡される。

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