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学術会議の任命問題巡る発言 静岡・川勝知事「訂正する必要はない」

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知事は12日も菅首相 への批判を止めませんでした。 日本学術会議の候補者任命問題で、菅首相への学歴差別とも受け取れる発言をし、批判が相次いでいる川勝知事ですが、12日改めて「訂正する必要はない」と述べました。 菅首相が日本学術会議の推薦した候補者6人を任命しなかった問題で、川勝知事は10月7日「教養のレベルが図らずも露見した」と菅首相の学歴に触れ批判しました。 県には11日までに400件以上の意見が寄せられていますが、12日の県議会終了後に取材に応じた知事は「訂正する必要はない」と述べました。 静岡県・川勝平太知事 「学歴じゃなくて、学問のことを言っているんです。学問に対して、本当に大切にしている人かどうかということについて疑問を持った。それで、菅首相のこれまでの経歴を見ると、学問を本当に大切にしてきた形跡が見られない」 こうした中、県議会・自民改革会議は知事の発言に対して言動を慎むよう申し入れすることを決めました。 自民改革会議・中沢公彦会長「過去を見ても、知事の行き過ぎた言動やその波紋により議会の停滞を招いたり、もしくは県民の皆様に誤解を与えたり、本質的な議論とかけ離れた部分で物議を醸すことが多々行われてきた」 午後会見を開いた自民改革会議は、一連の発言は菅首相に対する個人的な誹謗中傷であると非難し、言動に気を付けるよう知事に申し入れる方針を固めました。 今回の任命拒否について、県内の日本学術会議の会員はどのように感じているのでしょうか。 今回、新たに会員に選ばれた浜松医科大学附属病院の木村通男教授は 「会員を決める権限は政府にあるので問題ない」としたうえで、 「行政と学者が社会を良くするために、お互いに独立性を保って歩むべき」としています。 一方、連携会員の静岡大学池田恵子教授は 「政府の過ち」としたうえで、 「この会議だけでなく、多角的な研究が保証されるべき学術界全体を委縮させる動き」 「そのこと自体が学問の侵害に当たる」としています。 同じく静岡大学の久木田直江教授は 「深刻な事態」 「会議の発足の背景に、戦前の学術・研究が国家権力に隷属していたことへの深い反省があり、これが原点であることを今一度確かめる時」としています。 こうした声が上がる中、菅首相が6人を拒否した明確な理由を説明できていないのも事実です。

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