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江本孟紀~コロナ禍における“プロ野球観戦の楽しみ方”

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ニッポン放送

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にプロ野球解説者の江本孟紀が出演。コロナ禍におけるプロ野球の状況について語った。

黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺う「あさナビ」、今週のゲストはプロ野球解説者の江本孟紀さんです。今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で、いつもとは異なるシーズンとなってしまいましたね。 江本)そうですね。12球団すべての開幕がこれだけ伸びると、調整が大変でしたね。 黒木)今年は開幕が延期して、143試合から120試合に短縮されました。初めは無観客でしたよね。 江本)無観客で放送しましたが、妙な感じでしたね。お客さんが周りにまったくいないではないですか。選手が打ったり、走ったり、捕ったりする音が聴こえるので、それはそれで面白いという人もいました。アナウンサーが大きい声を出しすぎて、ベンチまで届いてしまってクレームを付けられたことがあります。無観客というのは変な感じでしたけれどね。 黒木)江本さんが解説するときも、静かに話されたのですか? 江本)いや、解説は賑やかにやっていましたよ。 黒木)それは選手に聴こえてもいいのですね。 江本)音響効果を入れたりしながらやっていたので、お客さんがいないというだけで、解説に関しては違和感はなかったですね。 黒木)選手のモチベーションは、どのように保っていたのですか? 江本)解説者も、選手と接触をしてはいけなくなったのです。選手たちと話ができないので、選手のモチベーションなどの感覚が、肌で知りにくいところがありました。なかには、昨年(2019年)まではものすごく打っていたのに、今年は調子が悪いという人もいるのですよ。それは西武の選手なのですけれどね。去年はホームランをバンバン打っていたのですが、今年はちょっとペースが落ちています。そんな選手とも、直接話ができないのです。 黒木)解説なさっていると、12球団すべての監督からコーチから選手から、全部把握しなくてはならないですものね。 江本)大丈夫です。解説者は、見て来たように嘘をつくのが職業ですので。 黒木)今シーズンならではの楽しみ方というのは何でしょうか? 江本)野球選手が打ったときの独特な当たりの音など、いつもは聴くことができない音を聴けます。それから静かなので、1球1球、集中して観られるということがあると思います。ゴルフでパターを打つときやショットをするときに、「静かに」となるではないですか。お客さんも静かになったところで、1球の勝負に集中して、固唾を飲んで見守る。そういう見方をすれば、それはそれで面白いと思います。 黒木)選手の方々も、いままでとは違う集中力が必要になりますね。 江本)逆にお客さんが多いと、成功したときは拍手や歓声があるのですけれど、失敗したときはボロクソに言われるではないですか。それがないだけいいのではないでしょうか。

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