子どもを“浪費家”にさせる親の一言とは? 米国在住シングルマザーが驚いた、アメリカ人が子どもに絶対言わない「意外な言葉」
お金持ちもお金の教育をしていた!
ある時テレビを見ていたら、ビル・ゲイツの元妻で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の元共同会長のメリンダ・フレンチ・ゲイツさんがインタビュー番組に出ていて、司会者からこんな質問をされていました。 「子ども達に何かをねだられた時にどうやって断っていたの? お金持ちのあなたたちは”買えないよ”っていう言い訳ができないじゃない?」 それに対してメリンダさんは、 Just because you can, doesn't mean you should. 買えるからといって、買うべきとは限らないよ と子ども達に言っていたと答えていました。 欲しいものがあってお金があるからといって、それが本当に買う必要があるかは別の話だということを子ども達に話していたんですね。 「こんなにお金持ちでもきちんとお金の教育をしているんだ!」 と驚きました。お金の教育をしていた理由に、もし何でも買ってあげていれば、娘は何も学べないまま大人になってしまうから、お金に対して責任を持たせるためにそのように育てていたとインタビューで答えていました。 他にもお手伝いでおこづかいを渡していたことや、その一部は必ず寄付させていたことを知って、私も息子のお金の教育に取り入れたいと思い実践しています。 次回は、お子さんが買い物中「買って!」と駄々をこねたときに使える「とっておきの声かけ」をご紹介します。
【Profile】ひろこ(@hirorokok)
カリフォルニア在住、7歳男子のママ。20歳でアメリカに留学。カレッジを卒業後、コンサルティング会社、貿易会社に勤務。2児のシングルファーザーだった元夫と結婚。非行少年だった長男と自閉症の次男の子育てを通して、ペアレンティング(子育て)について専門家から学ぶ。その後自身の息子を出産、離婚してシングルマザーに。現在は日系企業のアメリカ支社で経理部に所属。誰かの役に立つことを願い、アメリカの子育てアイデアを発信。初の著書『LA在住のママがやっている アメリカ式・はじめてのお金教育』(KADOKAWA)が好評発売中。
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