【2歳新馬・京都5R】ランスオブカオス末脚炸裂しデビュー勝ち 吉村誠之助騎手「いい末脚を使ってくれました」
12月1日の京都5R(2歳新馬、芝1400メートル、9頭立て)は、吉村誠之助騎手の2番人気ランスオブカオス(牡、栗東・奥村豊厩舎)がデビュー勝ち。やや遅れ気味のスタートで後方2番手の追走となったが、4コーナーで大外を回って進出すると、直線で先に抜け出したジーティーエスピ(1番人気)を並ぶ間もなく差し切った。タイムは1分22秒5(良)。 単勝1.6倍の1番人気に支持されたジーティーエスピは2馬身半差の2着、さらに1馬身差の3着にはパヴィーア(3番人気)が入った。 ランスオブカオスは父シルバーステート、母ハイドラン、母の父ローエングリンという血統。 ◆吉村誠之助騎手(1着 ランスオブカオス)「抜け出してフワフワするような幼さはありますが、走りは真面目です。直線の反応は良く、いい末脚を使ってくれました」 ◆奥村豊調教師(同)「気のいい馬でもう少しレースがうまいと思ったが、周りに牝馬が多かったせいか、前半は躊躇していた。ただ、エンジンがかかってからは良かった。前倒ししたぶん使って良くなるだろうし、朝日杯FSに登録します」