猛暑の夏乗り切るぞ…茅の輪くぐり健康祈願 福井の足羽神社で夏越の大祓
夏を健康に乗り切ろうと、罪やけがれを払う「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」が6月30日、福井県福井市足羽1丁目の足羽神社で営まれた。市内は3日連続の猛暑日となり、参拝者は厳しい日差しの中、汗を拭いながら茅(ち)の輪をくぐり、心身を清めた。 【映像散歩】動画で体験、茅の輪くぐり 茅の輪は高さ約3メートルのものを拝殿前に立てかけ、さらに地面にも設置。それぞれ滝と池に見立て、池に入って滝に打たれるみそぎの様子を表現している。 参拝者は「水無月の夏越の祓(はらい)する人は千歳(ちとせ)の命延(よわいの)ぶといふなり」と古歌を唱えながら、茅の輪を左、右、左回りの順にくぐった後、手を合わせ健康を祈願していた。
福井新聞社