【60代以上の男性が選ぶ】「一度は訪れてみたいと思う日本の世界遺産」ランキング! 第2位は「屋久島」、1位は?
宗教的な意義を持つ場所や壮大な自然景観など、独自の歴史や文化が息づいている世界遺産。日本でもいくつかの場所が登録されているため、秋の深まりを感じるこの時期に訪れたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 【画像:ランキング21位~1位を見る】 そこで、ねとらぼでは2024年4月22日~4月29日にかけて、「一度は訪れてみたいと思う日本の世界遺産は?」というアンケートを実施しました。 本記事では投票いただいた中から、「60代以上の男性」と回答した人の票をもとにした結果を紹介します。どの場所が上位にランクインしているのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
●第2位:屋久島
第2位は、得票率8.9%の「屋久島」でした。 鹿児島県の本土最南端にある大隅半島佐多岬から、南西約60キロメートルに位置する屋久島は、島の90%が森林に覆われていて、海岸部に約1万1500人が暮らしています。世界的にも珍しい樹齢数千年のヤクスギや原生的な天然林があり、1993年に日本初となる世界自然遺産に登録されました。評価基準のうち、「生態系」および日本で唯一「自然景観」の2つの項目を満たしています。 路線バスなどでもアクセスしやすく、気軽にヤクスギを観察できる自然休養林「白谷雲水峡」では、アニメ映画「もののけ姫」のモデルの1つになったといわれる「苔むす森」や、屋久島の山々を一望できる「太鼓岩」などが人気。登山やトレッキングのほか、カヤックやダイビング、ウミガメ観察や満天の星空ウォッチングなど、豊かな自然を生かしたさまざまなアクティビティーが楽しめるところも魅力です。
●第1位:厳島神社
第1位は、得票率9.5%の「厳島神社」でした。 広島県廿日市市に位置する厳島神社は、島を治めていた佐伯鞍職(さえきのくらもと)により、593年に創建されたと伝えられています。島全体が神の島として崇められていたため、陸地ではおそれ多いと潮の満ち引きする場所に社を建てたとされています。御祭神は、天照大神(あまてらすのおおかみ)の子である、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)。 深々とした緑に覆われた山を背景に、海上に鮮やかな朱塗りの社殿群を展開している、世界でも例を見ない構造が特徴で、1996年に世界文化遺産として登録されました。潮の満ち引きが考えられた構造になっている神社社殿のほか、社殿から離れた海中に建ち、満潮時は海に浮かぶ壮麗な姿を、干潮時は足元まで歩ける大鳥居も存在感を放っています。
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