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最後までリードを守り切った九国大付、1位でグループリーグ突破

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高校サッカードットコム

 10m前後の強風が常に吹く中で行われた九州高等学校(U-17)サッカー大会(30分ハーフ)。グループリーグ2日目はウォーミングアップから蹴ったボールが何度も押し戻され、選手のベンチとして用意されたテントも撤収するほどの悪天候になった。 【フォトギャラリー】九州国際大付vs大分西  1勝1分の勝点4で最終戦を迎えた九州国際大付は、2連敗中の大分西と対戦。「風上を取れたら、先手必勝で攻めよう」と目論んだ江藤謙一監督の言葉通り、強風を味方に付けて序盤から攻め込む。  ロングボール主体に攻め込むと、最初の決定機は5分。川西翼(2年)が右サイドからクロスを入れると、西川大貴(2年)がヘディングでゴールを狙う。以降もフィジカルの強さを押し出しながら、主導権を渡さない。すると、17分だ。右SBの石本渉(2年)がゴール前にラストパスを入れると、背後に抜け出した川西が角度のない場所からシュート。これがネットに吸い込まれ、九国大付が先制に成功した。  1-0で前半を終えると、後半も序盤から攻勢を仕掛ける。風下の影響で相手にボールを持たれる時間が増えたものの、中盤で球際の強さを発揮。粘り強い守備でパスを奪い、素早く前線にボールを繋いでチャンスを作った。35分には右サイドを小笠原天斗(2年)が打開し、ゴール前にクロスを供給。これに反応したのが堀金峻明(2年)。ペナルティエリア内でフリーになると、強烈なヘッドをネットに突き刺した。  以降は選手を入れ替えながら、堅守速攻のスタイルで主導権を掌握。ショートパス主体の大分西に付け入る隙を与えず、ゴールを許さない。最後までリードを守り切った九国大付は1位でグループリーグ突破を決めた。  試合後、江藤監督は選手の奮起に賛辞を送った。初日は1勝1分だったものの、低調な出来の選手たちを叱責。修学旅行直後の公式戦とあって、コンディション面で厳しい側面もあったが、2日目は見違えるようなパフォーマンスを披露した。とりわけ、素晴らしかったのが戦う姿勢。中盤で競り負けるような場面はほとんどなく、悪天候を諸共しないプレーを最後までやり切った。  身体の強さと空中戦の強さが、九州の強豪相手に通用しているのは確か。力を発揮できれば、九州を制する可能性は十分にある。16日から行われる決勝トーナメントでは準決勝進出を懸け、秀岳館と対戦する。大分西戦で掴んだ自信を手に、九国大付が準々決勝に挑む。

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