新女王・竹田麗央「凄く楽しいシーズンだった」米国で戦う25年は大谷翔平の試合観戦プランも
今季年間女王の竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が14日、地元の熊本県内で取材に応じた。初優勝から8勝を挙げて初戴冠を飾った24年シーズンを「99点です。こんなに優勝できると思っていなかったのでびっくりしています。海外でメジャーに出られたり、年間女王も獲れて凄く楽しいシーズンでした」と笑顔で総括した。 11月の日本唯一の米ツアー、TOTOジャパンクラシックで優勝を果たし、来年からは目標としていた米ツアーに参戦する。「いつかはメジャーで優勝したい」。このオフは今季日本ツアー50位だったサンドセーブ率(42・5287%)を強化する方針。ともに1位だった平均262・19ヤードの飛距離や77・2515%という持ち前のショット力に加えて、細部を磨いて海を渡る。ゴルフ場の外でも、密かな楽しみがある。「野球も見られたらいいな。やっぱり大谷(翔平)選手を」。野球好きでも知られる21歳は、すでにチケットを手配中という。 夢が広がる25年。1月末から新たなシーズンが始まる。「いろんな国でプレーして、自分のゴルフをレベルアップできたらいいなと思います」。日本の女王が、いよいよ世界の舞台に挑戦する。