注意!職場に多発中の「腹黒女子」その特徴と対処法を徹底解説
アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』の配信です。人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。 『OLセラピー』とは、よりよいOL生活を楽しんでもらうために、行動心理学に基づいてお悩みを解決していくコーナーです。今回は、「腹黒い人」についてお届けします! ココロが楽になる【OL心理学】一覧はこちら
以前の会社で、いわゆる“腹黒い”女の先輩がいました。最初は親身に話しかけて来てくれて「良い人だなぁ」と思い、心を許して接していたのですが、段々と都合のいいように使われるようになったり、陰で悪口を言われたりと、散々な目にあいました……。既に転職しているのですが、また同じ目に遭わないためにも、事前に腹黒い人を見分ける方法があれば知りたいです! (25歳・接客業・Aさん)
“腹黒い人”というのは、心の奥底で悪だくみをもっている人のことを言います。 Aさんの先輩のように、一見すると親切な人でも、裏では悪巧みしている場合があります。近寄りすぎてしまうと、結果的に自分が傷ついたり、不利な状況に立たされるなど、ストレスの元にもなりますので注意が必要です! そこで、腹黒い人の特徴と巻き込まれないための方法について紹介します。
腹黒い人の特徴とは?
腹黒い人に見られる5つの行動特徴について知っておきましょう。 1)相手によって態度を変える 自分よりも立場の強い人に対しては、仕事が出来ることをアピールしたり、善者として努めます。逆に、自分より立場の弱い人に対しては、貶めたり無視をしたりなど、自分の権力を盾に取って悪い態度で接するケースが多いです。このように相手によって態度が違う人に対しては、注意深く観察しておく必要があります。 2)その場に合わせて敵・味方を変える 数日前にある人の悪口を言っていたと思ったら、急にその人と親しくしていたり、自分の評価が良くなる立場を選んで態度を変えることがあります。自分だけでなく周りにも態度がころころ変わる人は、自分が優位に働くことだけを常に考えている人と言えるでしょう。 3)その場にいない人の悪口を言う 腹黒い人は、その場にいない人の悪口や批判をするケースが多いです。しかも悪口は言いつつ本人には嫌われたくないという八方美人なところがあるのが特徴です。腹黒さんの悪口についつい話を合わせてしまうと、別の場所で「Aさんがこう言ってた」などとネガティブキャンペーンをされてしまうことがあるので注意が必要です。 4)新人に対して親切 Aさんも体験されているので理解できるかと思いますが、新しい人に対しては必要以上に親切に接することがあります。これは、まだ周りの人を知らない状況で、自分の配下に置こうと“囲い込み”をしていると言えます。親切な人として深く関わってしまうと、いつの間にか相手の思うままに利用されてしまうことがあります。 5)人の細かなミスを指摘する 人よりも自分の方が優れていると思われたいため、どうでもいいようなミスを大げさに言いふらしたり、やたらと人の粗探ししようとすることがあります。ミスをした人に過去のことをいつまでも言い続けたり、必要以上に責めているようであれば、警戒したほうが良さそうです。 Aさんの先輩にも当てはまる点がいくつかあるのではないでしょうか? 改めて特徴を知っておき、自分の身を守るようにしましょう。 新しい職場でも、当てはまりそうな人に対しては、まずは言動をきちんと観察しておくということが大切になります。