知床観光船遭難事故 「強欲社長」の父が周囲に漏らした“高い保険に入っていてよかった”
「掛け金が高い保険に入っていてよかった」
観光船業を行うため加入が要件である「船客傷害賠償責任保険」によって、最低でも遺族には3千万円が支払われることになるが、被害者への賠償はすべてこの保険でまかなわれることになるのか。事故後、元斜里町議である社長の父親はさる知人に、次のような聞き捨てならないことを口にしていたという。 「たまたま、今年から掛け金が高い保険に入っていてよかった。それにしても、船長がなぁ。海の状況に合わせて操縦する技術もないんだから」 事故の責めは一切、船長にあると言わんばかりである。 4月28日発売の「週刊新潮」では、桂田氏が今後負わされるであろう責任の程度や桂田氏の来し方と併せて詳報する。 「週刊新潮」2022年5月5・12日号 掲載
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