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連勝がついにストップ! J1鹿島がホーム敗戦で直面した「選手起用に隠された罠」

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■9月26日/J1第19節 鹿島―大分(カシマ)  8連勝を狙った鹿島だったが、ホームで大分に0-2の完敗だった。 ■【画像】大分と戦った鹿島イレブンの写真全27枚■  前半は大分を相手陣内に押し込むハーフコートゲームだったものの、なかなか決定機を作ることができない。パスミスが目立ち、ボールが2手・3手とつながらなかったことで、完全な崩しを見せられなかったのだ。また、エースFWエヴェラウドは、いつもであればシュートまで持っていくことができる場面で、シュート以外のプレーを選択。鹿島の攻撃の中心ではあったものの、得点をもたらすことはできなかった。パスミスやプレー選択から、チーム全体に疲労を感じさせる45分だった。  後半開始時点で、そのエヴェラウドを交代。しかし、このエヴェラウドがいなくなったことで、攻撃は停滞。大分の反撃を許し、前半のハーフコートゲームを再現することができなくなってしまった。57分に大分に得点を許したが、これを鹿島の選手に当たって軌道が変わった不運と言ってしまえば不運だが、後半に入ってゲームの流れを渡したことが原因の根本だった。  また、後半に入ってセカンドボールを拾うことがままならないばかりか、ボールに競りにいかない場面も見られた。改めて、鹿島の選手の体に蓄積する疲労を感じさせた。

 ザーゴ監督は試合後、「こういった闘争心や最後まで諦めない姿勢を示すチームに対して、手こずっている」と嘆いたが、恐らくその原因の一つは疲労だ。鹿島は、選手を大幅に入れ替えて試合に挑むことがあまりない。  メンバーを固定することで、連携面などで有利に働く部分は多い。その反面、メンバーを変えると途端にいつもの戦い方ができなくなることがある。大分戦では、MF名古新太郎がリーグ戦では今季初先発を果たしたが、機能したとは言い難かった。  ただし、鹿島はザーゴ監督が今年から就任し、新たなチーム作りを始めている。開幕から4連敗してしまったように、戦術の浸透には時間がかかり、選手間でその理解に差があることも予想される。そういう意味では、就任1年目でこの“非常日程のリーグ戦”はややハンデと言えるかもしれない。  鹿島はこの大分戦で連勝を7で終えてしまったが、同節で7連勝を果たした川崎の間には、選手起用における大きな違いがある。その詳細は次の記事で触れるが、選手起用は今後の鹿島にとって新たな課題と言えそうだ。

サッカー批評編集部

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