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2019年度生命保険42社の資産運用や保険金等の支出はいくら?

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ファイナンシャルフィールド

生命保険会社は加入者から保険料を集めていますが、保険金や給付金等でどのくらい払っているのでしょうか? 2019年度の決算資料から、生命保険会社の支出である資産運用費用と保険金等支払金の額について全42社を調べてみました。

生命保険会社全42社の資産運用費用は4.1兆円

下記の表では、2019年度の各生命保険会社の決算(案)資料から資産運用費用を確認し、多い順に並べています。資産運用費用とは支払利息や有価証券評価損、金融派生商品費用等の合計額で、損益計算書に保険金等支払金や責任準備金等繰入額等とともに経常費用として載っています。 2019年度は新たに、はなさく生命が開業し、他に3社の社名変更があり、アリアンツ生命がイオン・アリアンツ生命へ、ソニーライフエイゴン生命がソニーライフ・ウィズ生命へ、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命がSOMPOひまわり生命へ変わっています。

2019年度に資産運用費用が最も多い生命保険会社は、日本生命で5088億円となっています。株式等評価損や金融派生商品費用等が大きいですが、有価証券利息・配当金等で費用の3倍以上の資産運用収益を計上しているので、心配は無用です。 2番目に多い第一フロンティア生命(4869億円)は資産運用費用が収益を上回っています。これは為替差損を3969億円計上しているからで、外貨建て保険の取り扱いが多いと為替差損や差益が発生しやすくなります。3番目のメットライフ生命や、4番目の三井住友海上プライマリー生命も同様と考えられます。 資産運用費用は12社が1000億円を超えている一方で、14社が100億円未満となっており、同じ業界でも規模にかなり差があります。ちなみに全社の資産運用費用を単純に合計すると4兆1187億円で、資産運用収益(9兆0789億円)の半分以下です。

生命保険会社42社が保険金等で支払っている額は29兆5000億円

次に同じく2019年度の各生命保険会社の決算(案)資料から、保険金等支払金を確認し、表にまとめてみました。保険金等支払金とは、保険金や給付金、年金、解約返戻金等、生命保険会社から加入者へ支払っているお金のことです。保険会社は支払事由が発生したら、契約時に約束した保険金や給付金等を払います。

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