木村拓哉、山下達郎のアドバイスに「すごい経験をさせていただきました」ニューアルバムのレコーディングを振り返る
木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。1月の放送は、1月19日(水)にリリースする木村のセカンドアルバム『Next Destination』を特集します。毎週4曲ずつ、アルバム収録順で楽曲にまつわるエピソードを交えながら紹介します。1月16日(日)の放送では、アルバム9曲目から12曲目までを紹介。この記事では、11曲目、12曲目について語った内容をお届けします。
◆M11.「MORNING DEW」
作詞:真島昌利/作曲・編曲:山下達郎 「MORNING DEW」は、アルバムのオープニングを飾る「MOJO DRIVE」に続き、真島昌利さん(ザ・クロマニヨンズ)と山下達郎さんの豪華タッグによる提供楽曲です。 「作詞がマーシーさん、作曲・編曲が山下達郎さんという『MORNING DEW』。また来ましたよ! “おかわり”もここまでくると、もう何て言うんだろう……贅沢を通り越して“どうだ!”っていう、そういう感じですね(笑)」と笑顔をのぞかせます。 今作のレコーディングを前に、達郎さんから「オケ(伴奏)をレコーディングするところに立ち会ったことある?」と聞かれ、その経験がないことを木村が伝えると「絶対に立ち会って。実際に木村くんが歌っているその声を聴きながら、ギターはギターを弾いて、ドラムはドラムを叩いて、ベースはベースを弾いて、キーボードはキーボードを弾くっていう。それで本物のオケがレコーディングできるんだよ」とアドバイスをしてくれたことを明かします。 達郎さんの助言通り、木村はオケのレコーディング時にスタジオへ出向き、「僕はハンドマイクだったんですけど、ボーカルをやらせていただいて。そのボーカルを聴きながら、ギターの方は“ブォ~ン!”ってギター弾いて、ドラムの方は僕と目を合わせながらドラムを叩いてくれて。それで今回、このサウンドをレコーディングしてくださって……すごい経験をさせていただきましたね」とコメント。 続けて「キーボードを弾いてくださった方なんて、音大の教授ですからね(笑)。そういう人たちがスタジオに一堂に会して、『じゃあもう1回行こうか!』って言って。ベースの方なんて、弾きながらたま~に自分に向かってサムズアップ(親指を立てるグッドサイン)してくれて。”うおぉぉぉ~っ!”って思いながら、僕は作業させていただきました」と振り返りました。