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新商品開発で連携、技と食広く発信 会津地方の産業賞受賞企業・団体

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福島民報

 新型コロナウイルス感染症が県内経済に大きな影響を及ぼしている中、会津地方の十二の企業・団体は地域の産業振興を目指し、それぞれの技術や素材を組み合わせた新商品づくりに着手する。二十三日、福島民報社が主催する「ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)」を受けた企業・団体が商品開発会議を設立した。県内外で販売し、会津の誇る技と食を広く発信する。  商品開発会議の参加企業・団体は下記の通り。二十三日に湯川村にある道の駅あいづ湯川・会津坂下で初会合を開き、参加者が今後の方向性を協議した。  企業・団体がそれぞれ自由に連携していくつもの商品を開発する構想で、コメ焼酎の入ったチョコレート菓子やドライフルーツ、ピーナツやジャムのパンなどが候補に挙がっている。漆器や工芸品などを容器や包装に活用する案もある。資金は開発に携わる企業・団体が拠出する見通し。  七月中旬までに試作品を作り、改良を重ねて完成させる。新たな商品販売を機に既存の商品も売り込み、収益増加につなげる。

 会津地方でふくしま産業賞を受けた企業・団体は食や伝統の技を発信するイベント「子どもの夢とおいしいもの祭り」をこれまでに三回催した。地域経済に活力をもたらすには、相互の連携活動をさらに深化させる必要があると判断した。  初会合の席上、会津坂下町の太郎庵の目黒徳幸社長は「新型感染症の影響で変化が求められる今、互いの持つ強みを掛け合わせ、新たな価値を生み出したい」と強調した。  商品開発には福島民報社が参画する。五十嵐稔福島民報社会津若松支社長は「各地のものづくりの技術をつなぎ、新たな価値を生み出す-というふくしま産業賞の目的を形にする取り組みであり、全力で応援したい」と述べた。    ◇  ◇   宮村安治県商工労働部長は「県内経済が厳しい状況にある中、ふくしま産業賞の受賞企業・団体が連携した新商品開発の取り組みは頼もしい。県産品の需要拡大につながるはずだ」と期待した。 ■商品開発会議の参加団体(※順不同)

○太郎庵(会津坂下・第3回銀賞) ○おくや(喜多方・第2回特別賞) ○ホームベーカリーコビヤマ(会津若松・第3回特別賞) ○三義漆器店(会津若松・第3回特別賞) ○野沢民芸品製作企業組合(西会津・第1回特別賞) ○羅羅屋(会津若松、本社埼玉県川口市・第2回銀賞) ○会津中央乳業(会津坂下・第2回特別賞) ○あたご(南会津・第2回特別賞) ○ねっか(只見・第5回銀賞) ○蔵のまち農園(喜多方)※グループ会社の荒川産業が第3回特別賞 ○土っ子田島farm(南会津・第5回特別賞) ○道の駅あいづ湯川・会津坂下(湯川・第2回特別賞) ○福島民報社

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