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「工事が止まらぬ」大阪駅、どこまで変貌するか

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東洋経済オンライン

鉄道ジャーナル社の協力を得て、『鉄道ジャーナル』2020年11月号「大阪・うめきた・新大阪」を再構成した記事を掲載します。 この記事の写真を見る  大阪駅の現在の姿への変貌は、梅田貨物駅跡地の再開発と表裏一体である。国鉄改革で貨物駅移転が決まり、都心最後の一等地、関西再生をリードすると言われながら長く具体化に至らなかったが、2003年に大阪駅北地区全体構想が示され、動き始めた。当時、大阪駅北口は裏側であり、駅ビルは小さな業務ビルしかなかった。それを未来の街の玄関に変える必要がある。片や運行面では、長距離輸送を前提に作られたままの構内配線に課題を抱えていた。多くの分岐器に厳しい速度制限がかかり現代の高加減速の電車輸送に適しておらず、したがってホームの使用頻度に極端な粗密があって非効率だった。

 そこで根本的な改善として、7面13線であった配置を6面11線にスリム化し、捻出されるスペースを活用して北口に新駅ビルを建設する。流動も増大するので南北間の新通路や改札口を設け、既存の高架下コンコースも改装、さらに南口のにぎわいを増やす。このような、すべてが絡み合った「大阪駅開発プロジェクト」が始まった。 ■線路のスリム化から巨大駅ビル建設へ  工事は2004年に始められ、まずは東海道線下りが利用するホームを3面から2面に集約、使用を停止したホームでリニューアルや新設備の建設、曲線や分岐器改良を集中的に行う。それが完成したら隣接するホームから列車運行を移し、次のホーム改良に移って順番に進めてゆく。そして北側の旧10・11番線は廃止する。

 2006年から北口に高層棟地上28階、低層棟地上11階(いずれも地下3階)の新しい駅ビルを建設、内容は百貨店、専門店、シネマコンプレックスで、高層階をオフィスとする。南北を跨ぐ橋上駅舎も新設、大丸やホテルグランヴィアが入居している南の駅ビル「アクティ大阪」もリニューアルと増床を図った。新北ビルから南に向けて流れ落ちるような巨大ドームを掛け、その下の列車を橋上駅舎屋上の広場から一望できるのは、まさしく目を見張る構造だ。

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