桜島で初冠雪 冷え込み今季一番
今季一番の寒気が流れ込んだ影響で、鹿児島県内は31日、山地を中心に雪が降った。路面凍結や積雪で県道の一部で通行止めとなったほか、強風の影響で県本土と離島を結ぶ海の便が乱れた。 【写真】雪化粧した斜面でそり遊びを楽しむ親子=鹿児島市吉野町の寺山ふれあい公園
気象庁によると、霧島市福山で氷点下2.9度、鹿児島市で1度など県内33地点のうち17地点で今季一番の冷え込みとなった。桜島では平年より16日遅い初冠雪を観測。伊佐市大口では午前9時に1センチの積雪が確認された。県と県警によると、午後10時現在、被害はない。 県と県道路公社によると、積雪や凍結で屋久島の県道2カ所で通行止め、指宿スカイラインの谷山インターチェンジ(IC)-頴娃ICでチェーン規制が継続している。 鹿児島地方気象台によると、大雪の恐れはなくなったが、厳しい冷え込みは1日ごろまで続く。