【クラスターC】昨年の2着馬ドンフランキーは負けられない一戦 斉藤崇調教師の手応えは?
[JpnⅢクラスターカップ=2024年8月14日(水曜)3歳上、盛岡競馬場・ダート1200メートル] 今年3月のGIドバイゴールデンシャヒーンで逃げ粘り2着と海外でも結果を残したドンフランキー(牡5・斉藤崇)。秋は米国ブリーダーズカップ遠征を控え、このレースから始動する。昨年はリメイクの2着に敗れるもコース適性の高さは明らか。負けられない一戦への手応えを管理する斉藤崇史調教師(41)に聞いた。 ――帰国後の調整過程は 斉藤崇調教師 レース後すぐに帰国して、着地検疫からここまで順調に過ごせています。 ――8日の追い切りの内容は 斉藤崇 ウッドで併せ馬を行いました。馬場状態が良くて予定していたより少し時計は速くなりましたが、無理はしていませんし、乗り手が指示を与えてからの反応も良かったですね。 ――昨年の当レースは2着 斉藤崇 暑さと輸送がこたえたのか、当日は馬体がしぼんでいるように見えたんです。その中でもいいスピードを見せて、結果は2着でも内容は良かったように思います。 ――今年はどんな対策を 斉藤崇 昨年は年明けから数戦した後でしたが、今年はまだ2戦しただけでフレッシュな状態。それほど心配はないだろうとみています。 ――レースへの見通しと今後への意気込みを 斉藤崇 ドバイ遠征では強い馬たちを相手にしましたが、そこでハナを切れたことでスピードは通用するとの自信が持てました。この秋はアメリカで行われるブリーダーズカップを一番の目標に置いているので、ここでいいレースをして次に向かえればと期待しています。
東スポ競馬編集部