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激励の言葉なんていらない。グレタ・トゥーンベリが大人たちに伝えたいこと

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ELLE ONLINE

私の名前はグレタ、年齢は15歳です。私の妹ベアタは今年の秋に13歳になります。私たちは議会選挙に投票することが出来ません。たとえ現在の危機的状況にある政治的問題がこれまでの世代とは比べ物にならないほど私たちの一生に影響を及ぼすことになりそうだとしてもです。 もし私たちが100歳まで生きるとしたら、私たちは次の世紀までいることになります。奇妙に聞こえることは分かっています。今日においてあなたたちが未来のことを語るときは、それは普通数年後のことを指します。2050年より先のことは全て、とても遠くにあるために、私たちの想像の中にすら存在しないのです。しかし、それまでに私も、私の妹も、理想ではありますが、自分の人生の半分も生きていないことになるのです。 私の祖父は現在93歳ですし、彼の父は99歳まで生きました。だから私たちが長生きするというのは不可能な話ではないのです。 2078年と2080年には、私たちは75歳の誕生日を迎えます。もし私たちに子どもや孫がいれば、おそらく彼らはその誕生日を一緒に祝ってくれるでしょう。おそらく私たちは彼らに、自分たちが子どもだった頃はどうだったかと話して聞かせるでしょう。おそらく、私たちは彼らにあなたたちのことを全て話して聞かせるでしょう。 そしておそらく、彼らは不思議に思うはずです。どうしてあなたたちは、話を聞いてもらう機会があったにも関わらず、声を上げなかったのかと。しかし、そうならないことも可能です。私たちは、自分が実際の通り危機の真っ只中にいるように振る舞い始めることが可能です。 あなたたちは子どもは自分たちの未来だと言い続けています。そして、そのためには何でもすると。そういった言葉は希望に満ちているように聞こえます。もし、あなたが本気でそのように言っているのなら、どうか私たちの話に耳を傾けてください。私たちはあなたの激励なんかいりません。私たちはあなたのプレゼントも、パック旅行も、道楽も、数限りない選択肢も欲しくありません。私たちはあなたの周りで起きている差し迫った持続可能性の危機に対して真剣に関わってほしいのです。そして、声を上げ、そのことをありのままに伝えることを始めてほしいのです。 Translation & Text : Naoko Ogata

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