全国ツアーが開幕したJO1。前列左から佐藤景瑚、川西拓実、河野純喜、木全翔也、金城碧海、後列左から大平祥生、豆原一成、川尻蓮、與那城奨、白岩瑠姫、鶴房汐恩ⓒLAPONE Entertainment

　男性11人グループ「JO1」の全国ツアーが23日、横浜市西区のKアリーナ横浜で開幕。グループ初のワールドツアーを来年開催することをサプライズで発表した。 　全国ツアーは「JO1DER SHOW 2024　’WHEREVER WE ARE’」のタイトルで神奈川、兵庫、静岡、福岡の4都市で全14公演を行う。JO1は19日に発表されたNHK紅白歌合戦に3年連続の出場を決め、20日には「Love seeker」が日本レコード大賞の大賞候補となる優秀作品賞に選ばれた。 　勢いにのるグループはステージで「Love seeker」を皮切りに、「WHERE DO WE GO」「ICY」などヒット曲を次々に披露。渾身（こんしん）のパフォーマンスで駆けつけたJAM（ファンの呼称）の大歓声に応えた。 　アンコール時、壇上のスクリーンで来年、北米・アジアを含む初のワールドツアー開催が発表されると、悲鳴のような歓声が沸き上がった。同ツアーは2月15日に台北（台湾）、同22日にバンコク（タイ）、3月1日にロサンゼルス（米国）、同4日にニューヨーク（同）、同23日に北京（中国）、同29・30日にソウル（韓国）を回る。 　リーダー與那城奨（29）は「ここからJO1は世界にはばたいていきます」と力強く宣言。グローバルボーイズグループを標榜（ひょうぼう）するJO1が来年、満を持して海外に進出し、世界中のファンを熱狂させる。