ディズニー、Oculusらと並ぶ 「バーチャルマーケット4」VRの国際賞受賞
VRの国際表彰式「VR Awards」のVRマーケティング部門の最優秀賞を、株式会社HIKKYが主催する「バーチャルマーケット4」が受賞した。 【写真】「VR Awards 2020」の様子をもっと見る 「VR Awards」が行われたのはVRChatにつくられた特設空間で、各賞の受賞者がロンドンの現地時間11月12日に発表された。 会場には「バーチャルマーケット」を主導する動く城のフィオさんも訪れており、受賞を受けてのコメントが届いている。
動く城のフィオさんのコメント
国際的な栄誉ある賞を頂き、誠に嬉しく思っています。しかし、これはまだバーチャルマーケットの挑戦の第一歩に過ぎません。 バーチャルマーケットは、バーチャル空間上に持続可能な生活圏と経済圏を作ることを目指しています。未開のバーチャル空間は、現実世界に比する「現実」になり得る可能性があります。 今後、バーチャル空間上には多くの職業が生まれ、より多くの人がバーチャルで生きることを選択するようになるでしょう。そんな未来予想図が、今回の受賞によって背中を押されたように感じ、嬉しく思います。 この受賞は、バーチャルマーケットを作り上げてきてくれたクリエイターさんと、歴代バーチャルマーケットのスタッフたち、バーチャルマーケットを支援してくれた数々の企業、そして、バーチャル空間を愛し、そこに暮らす全ての人達を称えるものです。 誠にありがとうございました。
各部門のファイナリストにはディズニーやOculusも
「VR Awards」は、VR業界における業績を祝う国際的な表彰イベント。 VRなどの没入型テクノロジーに携わる個人や組織を支援する非営利団体AIXRが主催しており、今年で4回目の開催となった。 今回は世界から70名以上の専門家により審査が行われ、ハードウェア、映像、教育、ゲーム、ヘルスケアなど全13部門の表彰を実施。 それぞれの部門のファイナリストには、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、VRヘッドセットのOculus Rift S、VALVE INDEXなどが名前を連ねていた。