【RWS】バキバキボディの吉成名高、計量だけで帰った挑戦者に「良くない。稽古つけたい」
ムエタイの世界最高峰イベント「第4回RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)日本大会」が12月1日、神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される。その前日計量が11月30日に横浜市内で行われ、メインイベントのラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(-115ポンド=52・16キロ)王座戦3分5Rに臨む王者・吉成名高(23=エイワスポーツジム)が「仕上がりは今年1番」だというバッキバキの体を披露した。 タイ人以外では史上初となるラジャ3階級(ミニフライ、フライ、スーパーフライ)制覇を成し遂げている吉成は52・16キロジャストで計量をクリア。体重計の上で右手の指3本を広げて3階級制覇王者だとアピールした。 そんな吉成が計量、タイ人のレフェリーによるルール説明の後、挑戦者の前ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者ペットヌン・ペットムエタイジム(18=フランス)について言及した。 フェイスオフで向き合った印象について聞かれると「すごい気合入ってるんだろうなっていうのは感じたんですけど、でもルール説明を聞かずに先に帰ったりとか、そういうのはちょっと良くないなと思うので」と、計量をしただけでさっさと帰ってしまった挑戦者に苦言を呈し「年寄りの自分がちょっと稽古つけたいですね。やっぱりリスペクトがあってのスポーツだと思うので、そういうところを自分と試合して分かってもらいたいなと」と笑顔で意気込んだ。 吉成は「もちろんペットヌン選手は実力がある選手なんで、一筋縄ではいかないと思うんですけど。僕が今まで培ってきた技術があれば翻弄(ほんろう)できるんじゃないかなと思ってるんで。アグレッシブに来るでしょうけど、僕がさばききって、当てて、最終的にはKOしたい」と予告した。