資産2億5000万円ある人に「どんな暮らしをしているか」聞いてみた!
資産1億円以上を持つマネー賢者たちに、資産運用にまつわる様々なテーマでお話を聞き、知見や体験を語っていただきます。今回お話しをお聞きしたのは、金融資産2億5000万円を保有するおおちゃんさん(67歳)。 「夫には言っていない…」1億円が貯まった人の生活のリアル 定年を迎えるタイミングで従業員持株会で保有していた株を売却し、資産1億円を達成。その時は、どんな心境だったのでしょうか。
◆1億円達成は一つの節目。頑張った自分へのご褒美も必要
――1億円を達成したときの心境を教えていただけますか。 おおちゃん:1億円というのは、やっぱり一つの節目だし、ほっとしましたね。資産額については、家族にもオープンにしているので、子どもたちも“お父さん、お母さん、すごい頑張ったね”と言ってくれて嬉しかったです。 ――資産が1億円を超えてから生活は変わりましたか? おおちゃん:そうですね、少し贅沢を楽しんでいる感じでしょうか。例えば、メロンを買うときに数千円のものではなく、高級フルーツ店でもっと高価なものを選んでみたりとか。車も安全性を重視して、1000万円くらいするものを買ったりとか。 自分のモチベーションを保ち、頑張ったことに対するリターンを享受するために、こういった贅沢は必要だと感じています。
◆仕事はあと10年ぐらい続けたい
――資産が1億円以上ありますし、仕事を辞めようかなと思ったことはありますか? おおちゃん:ずっと勤めていた会社を定年退職し、現在はクリニックの事務長として働いています。私は会計や法律関係のことに詳しいので、依頼主からも“医療関係の契約などを手伝ってくれて助かる”と言ってくれています。 そして、クリニックの患者さんと会話をして、ニコニコと帰っていただく姿を見ると、やっぱり嬉しいですね。このように仕事を通じて社会貢献も続けたいので、現在67歳ですが、あと10年ぐらいは働こうかなと思っています。 ※本記事は、公式YouTubeチャンネル「All About マネー」で連載している『億り人たちに訊く!~匿名で語る億の裏側~』の内容を一部編集してお届けしています。
▼鈴木 さや子プロフィール
2008年にFP2級・AFP、2011年にCFPを取得し、FPとして独立開業。女性の幸せな人生を応援すべく、家計管理や教育費、子どものマネー&キャリア教育をテーマに、多数のセミナー講演や執筆等で活躍中。
鈴木 さや子(ファイナンシャルプランナー)