「教員からパワハラ受けた」高等看護学院で訴え相次ぐ…外部カウンセラー設置へ
北海道江差町の道立江差高等看護学院で、「教員からパワーハラスメントを受けた」との訴えが学生らから寄せられ、道は7日、学生や保護者向けに説明会を開いた。
道などによると、今年1月以降、学生や保護者からパワハラ被害の訴えが道に相次いだため、道は3月中旬、教員や学生ら数十人に聞き取りを実施した。7日の説明会で、道医務薬務課の田原良英看護政策担当課長はパワハラの有無について、「さらなる調査が必要」と説明。一方、外部カウンセラーを設置するなどの対策も示した。
取材に応じた保護者の一人は「長女が教員に腹を殴られるなどして休学に追い込まれた。しっかり調査してほしい」と語気を強めた。