エル・シャーラウィが3度目の正直でローマ帰還か? 今冬復帰に向けて交渉中
上海申花に所属するイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(28)が今冬のローマ復帰に向けて交渉を重ねているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 【動画】ローマ一筋25年!トッティの偉大なキャリアを振り返る エル・シャーラウィは2016年1月から3年半の在籍期間にローマで公式戦139試合に出場し、40ゴール25アシストの数字を残すなど主力として活躍。だが、クラブの財政事情の影響や、年俸1400万ユーロ(約17億4000万円)といわれる魅力的なチャイニーズマネーに惹かれ、昨年7月に上海申花へ3年契約で加入した。 しかし、加入以降ピッチ内外で苦戦が続く同選手は昨冬、今夏の2つのウインドーを通じて、ローマ帰還を目指したが、諸々の事情により復帰は実現せず。とりわけ、今夏には1500万ユーロ(約18億6000万円)の買い取りオプション付きの1年間のレンタル、年俸260万ユーロ(3億2000万円)の条件で合意に至っていたが、締め切りまでに交渉を完了させることができなかった。 ただ、イタリア代表としてユーロ2020の出場を希望し、母国でのプレーを望むエル・シャーラウィは、中国スーパーリーグのシーズン終了に伴い、ここ数週間ローマでトレーニングを行っており、そのまま今冬の移籍市場での加入を目指しているようだ。 一方、前線の選手層に不安を抱えるローマサイドも、パウロ・フォンセカ監督が同選手の復帰に前向きな姿勢を見せており、今冬の復帰の可能性は十分にありそうだ。
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