“時効目前”逮捕…落としたマスクきっかけ
Nippon News Network(NNN)
2015年、文京区の路上で強制わいせつ事件を起こした男が、19日に逮捕されました。時効が9か月後に迫る中、逮捕のきっかけとなったのは、男が事件現場に落としたマスクでした。 ◇ 2015年10月に、強制わいせつ事件を起こした男の直前の様子を捉えた防犯カメラの映像では、ねらった女性を遠くから見つめ、不審な動きをしていました。 男は会社員の石橋拓也容疑者(31)。時効が9か月後に迫る中、19日に逮捕されました。警視庁によると、2015年、文京区の路上で、帰宅途中だった女性(当時20代)の胸を触った疑いがもたれています。 石橋容疑者(31)が逮捕されたきっかけは“マスク”でした。 実は文京区の事件現場では、石橋容疑者のものとみられるマスクが落ちていました。それから6年近くたった2021年夏ごろ、都内でおきた痴漢事件で石橋容疑者の関与が浮上。その際に採取されたDNA型が、マスクから採取されたものと一致したということです。 石橋容疑者は調べに対し、容疑を認めているということです。