阪神から国内FA権行使の原口「どこかと連絡を取ったりもまだない。(引き続き)待ちたい」
阪神から国内FA宣言した原口が、甲子園での「ファン感謝デー2024」に参加。他球団との交渉は15日に解禁となっているが、現状は交渉していないと明かした。 「今はまだ動きはなくて静観しています。どこかと連絡を取ったりもまだないです。(引き続き)待ちたいと思います」。12日の会見では、4打席に立てるチャンスがあることを条件に挙げた。一塁やDHのポジションが空いていて、打線強化をオフの課題に挙げている球団からのオファーを今後も待つ意向だ。 藤川監督をはじめ、チームメートにもこの日、あいさつした。「秋季練習の初日に会った以来だったので、みんなには行使させていただきましたと伝えました」。相席食堂チームとの野球対決では、代打のコールが告げられると大歓声を浴びて、左前適時打を放った。「あなたの夢、かなえます!」のコーナーでは、「原口選手の右飛を捕りたい」という小学生の男の子に対し右翼へ軟式球をノックで打ち上げ、少年も1球で捕球に成功。最優秀選手賞に選出され、少しだけ心安まる一日を過ごした。