佐々木朗希獲得へ マリナーズのためにイチロー氏出馬か…球団運営部長「違ったやり方でやる」
ポスティングシステムでMLBに挑戦する佐々木朗希投手(23)の交渉がスタートし、各球団がこぞって〝ロウキ詣で〟に乗り出す。ここまでドジャース、パドレスが有力とされてきたが、代理人のジョエル・ウルフ氏が「彼がここまで経験してきたことやメディアとのかかわりが楽しくなかったことを考えると、小中規模の市場の球団の方がソフトランディングとして有利かもしれない。そういう議論はある」と発言。これに〝小中規模〟球団が色めき立った。 【写真】大谷翔平とヌートバーにいじられる佐々木朗希 中でも意欲的なのがマリナーズだ。佐々木獲得を「最優先事項」と位置づける運営部長のジェリー・ディポド氏はMLBネットワークのラジオで「我々はフィールドでの成功からプレー環境に至るまで、投手プログラムやコーチと話し合っている。最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートする」と約束し、さらに交渉を「少し違ったやり方でやるつもりだ」と口にしている。 そこでクローズアップされたのが、レジェンドのイチロー氏(会長付特別補佐兼インストラクター)の存在だ。地元メディア「シアトルタイムス」は「イチローはマリナーズの佐々木獲得にひと役買うと予想される。日本の象徴であり、レジェンドであり、マリナーズ殿堂入りのイチローを含めた勧誘を計画している」とイチロー氏が佐々木勧誘に一肌脱ぐとしている。 パドレスはダルビッシュが佐々木獲得のキーマンと見られているが、オフはイチロー氏も日本に滞在している。球史に名を刻んだ伝説のヒットマンが動くことになるのか。
東スポWEB