親の跡は継がない、違う道で成功したハリウッド2世セレブたち
ハリウッドでも? いや、だからこそ? 「親と同じ仕事はしない!」と誓ったセレブの子どもたち。 【写真】七光り以上の実力アリ!業界が注目するティーンエイジャーの2世セレブ12人
エメ・マリベル・ムニス
この9月に12歳ながらも絵本『Load Help Me』を出版したのが、ジェニファー・ロペスとマーク・アンソニーの娘エメちゃん。新型コロナによるニューノーマル・ライフへの戸惑いと、そんな状況に順応するために神様に祈った自身のこと、生きることの素晴らしさを同世代の子どもへ伝えたいとペンを取ったそう。スーパーボウルでは母と共演して、両親譲りの抜群の歌唱力を披露したエメちゃんだけど、文筆家の道に進むのかも。オーディオブック『Hair Love』のナレーターでエンタメ界デビューしたブルー・アイビーちゃんもすでに作詞家として評価されているし、ふたりともパフォーマーではなくて、裏方となる可能性もありそう。
DJ AcE(エース)
セレブのパーティーやイベントはもちろん、世界中のクラブで活躍するDJ AcEは、名前からはわからないけれど大物俳優ウィル・スミスの長男トレイ。ちなみにトレイもあだ名で、本名は父と同じくウィラード! トレイが3歳の頃に両親が離婚し、その後は母親と暮らしていたため、父子の関係性は微妙。新作プレミアなどの場でウィルとジェイダは、トレイを円満家族の一員とメディアにはアピールしていたとはいえ、実子ジェイデンやウィローのように積極的に映画界入りする道筋を付けなかったのも事実だ。そんなトレイだから、父親とは異なるキャリアを選択したのも当然かも。しかしスミス一家は音楽一家でもあり、その影響を受けたのも間違いないし、異母妹ウィローのアルバム制作にもトレイは参加している。
ワーデル Wardell
昨年アルバム『I’M A MAN』を出した男女二人組によるバンド名で、メンバーはセオ&サーシャ・スピルバーグ。そう、あのスティーヴン・スピルバーグ監督と女優ケイト・キャプショーの子どもだ。バンド名はセオのミドルネームにもなっている母ケイトの愛称で、親子仲の良さを感じさせる。ローティーンの頃からマペットショーなどでカバーソングを披露していた兄妹で、大学時代に初めてコラボ。ロック・ネイションと契約し、2015年に『Love/Idleness』でデビュー。自宅でレコーディングしたというあたりにスピルバーグのパワーと財力を感じるが、楽曲そのものはゆる~いインディ・フォーク! その後、セオがニューヨークへ移住したのでサーシャは別のミュージシャンとコラボした時期もあったけれど、やはり兄妹だから遠慮不要が心地よいと再結成。