NFLチアリーダーとNBAダンサーがオンライントークショー 「夢の実現」「求められる人材」を語る
NFLのワシントン・レッドスキンズ(現ワシントン・フットボールチーム)のチアリーダーを務めたAzusaさんと、ダラス・カウボーイズのチアリーダーを務めたYukoさんの2人が運営するオンラインチアダンス教室「YA Cheer Dance Class」が、現役NBAダンサーのTomomiさん、Chikaさんを招いて、「NFL Cheerleaders x NBA Dancers」のオンライントークショーを、日本時間10月25日夜に開く。 テーマは チアリーダーとして更に輝こう =夢を掴むために必要な一歩とは=
毎年、何人もの日本人女性が、米国での活躍を夢見て、NFLチアリーダーやNBAダンサーへの狭き門に挑んでいる。チアリーダーとダンサーは似ているようで、実はそれぞれの活動内容やオーディション過程などに、まったく違う特性があるという。 今回のトークショーは、将来NFLチアリーダーやNBAダンサーになりたいという夢や計画を持っている人たちに向けて、アメリカと日本での踊り方の違い、試合中の様子、エンターテインメントとしての視点などを具体的に語り、挑戦へ役立ててもらおうというもの。最新のオーディション情報や、シーズン中の様子について、4人が各々の視点から、それぞれのチームが「求めている人材」や「実際に夢を実現させるためのヒント」、さらには「アメリカでの生活」などについても語る。 NFLやNBAへ挑戦しようという人だけでなく、アメフトなど、各種の競技で、現在日本でチアリーダーとして活動しているチームにも、今後の活動に生かせる内容となるという。 【開催日時】 2020年10月25日(日)日本時間 21時半から23時まで。
最高峰のNFLで培ったチアスピリットを子どもたちに
Azusa(橋詰あずさ)さんは日本のXリーグ、IBMビッグブルーのチアリーダーとして活動後に、2016年にレッドスキンズのチアリーダーに合格した。プロ野球のオリックスや、Jリーグのガンバ大阪でチアリーダーだったYuko(河田侑子)さんも、同じ16年からカウボーイズのチアに合格した。 NFLチアは毎年春にオーディションがあり、前年のメンバーがそのまま活動できるわけではない。Azusaさんは4年連続で、Yukoさんも3年連続で、オーディションの難関を突破して、活動を続けてきた。 同時期にNFLで、それもNFCイーストのライバルチームのチアリーダーとして活躍した2人には、「子どもたちにチアダンスを教える」という共通点があった。Azusaさんは、首都ワシントンDCの日本語学校で、キッズチアのクラス「Washinton Japanese Cheerleaders」を立上げ、Yukoさんもダラスで「Yuko Dance Class」を開講し、3歳から高校生まで幅広くチアダンスを指導した。 2人は、Azusaさんがチアを引退した今年春に、「YA Cheer Dance Class」を立ち上げた。その動機は、“コミュニティーの大切さ”だったという。 親の仕事の関係で「引っ越しのため、大好きなダンスができなくなった」という子どもがいたこと。また、アメリカ生活が長くなり、日本語に触れる機会がもっと欲しいと思う子どももいた。どこにいてもプロの指導の元でチアダンスという習い事をずっと続けられ、世界中にいるチアが大好きな友達とつながることができる環境を提供できたらという考えだった。 YA Cheer Dance Classでは様々な年齢・レベルに合わせたクラスを設けており、自分のペースに合わせてオンライン(Zoom)でクラス選択できる。海外からの受講も可能。“ダンスが大好き”な気持ちを大切に、最高峰のNFLで培ったチアスピリットを子どもたちに伝えていくという。
アメリカンフットボール・マガジン編集部