カーリング日本女子が再び快挙!SC軽井沢Jrが世界ジュニア初V 日本勢初世界一に
「カーリング・世界ジュニア選手権」(22日、ヨンショーピング) 女子決勝が行われ、日本代表のSC軽井沢ジュニアがスウェーデンを7-4で下し、初優勝を果たした。 日本勢での同大会優勝は男女通じて初。これまでの最高順位は1998年、1999年に小野寺歩(現姓小笠原)、林弓枝(現姓船山)らを擁したシムソンズの2位だった。シニアの五輪、世界選手権でも2位が最高で、日本勢初の“世界一”の称号を手にした。 ロコ・ソラーレの北京五輪銀メダルで日本女子カーリングの存在が世界でクローズアップされる中、リード兼スキップの山本冴、セカンドの上野結生、サード荻原詠理、フォースの上野美優、フィフスの三浦由唯菜の若き5人が快挙を成し遂げた。 決勝では第3エンドにスウェーデンに1点スチールを許したが、第4エンドに有利な後攻で2点を獲得。3-3で前半を折り返すと、第7エンドに不利な先攻で1点をスチール。6-4で最終エンドに。不利な先攻で、1点をスチールし勝負を決めた。勝利をあげると、笑顔の輪ができた。「信じられない!」と喜びを噛みしめながら、嬉し涙を拭った。 試合後、現地インタビューで山本は「信じられないぐらい驚いているのと、ずっと叶えたかった夢が叶って本当にうれしいです。ジュニアでも大人でも獲ったことがない金メダルを、しかも、今回の私たちのコーチである小笠原(歩)さんの準優勝が世界ジュニアの最高だったので、それを超えられたことが本当にうれしいです」と、喜びを語った。