高齢者が安心して過ごせる施設に 知名町 長寿園建て替えで起工式
鹿児島県知名町の養護老人ホーム「長寿園」の新施設の起工式が3日、同町知名の建設地であった。長寿園を運営する社会福祉法人ともお会や町、施工業者など関係者約40人が出席し、年内の工事完了と来年1月の供用開始へ向け工事の無事を祈った。 1970年に建設した現施設の老朽化に伴う建て替え。隣接する別敷地4256平方メートルに整備する。建物は鉄骨造平屋建て、延べ床面積1960平方メートル。利用定員は現在と同じ50人。 起工式では祝詞奏上や地鎮の儀など一連の神事を執り行った。ともお会の本部理事長は式後、「今まで頑張ってきたお年寄りが安心して過ごせる施設を建てるとともに、しっかりとした運営をして入居者のお世話を続けていきたい」と話した。
奄美の南海日日新聞