日本ストライカーがB1・B2全クラブへAEDを提供「皆さまの安全を確保、今後も命を守る取り組みを進めてまいります」
アリーナでの使用に適したAED
Bリーグは、日本ストライカーからSCS推進チームへの協賛を受け、BリーグおよびB1・B2の全38クラブにAED(自動体外式除細動器)を提供してもらったことを発表した。 Bリーグは、命を守る(Safety)、選手稼働の最大化(Condition)、パフォーマンスの向上(Strength)を目的としたSCS推進チームを2023-24シーズンに発足し、選手や来場者、関係するすべての皆様の命を守るための安全体制の構築に注力して取り組んできた。今後も2024-25シーズンより公式試合において緊急時対応計画(以下「EAP」)の策定と、試合ごとのEAPハドルの実施を規約化し、オンコートのインテンシティの高まりや、入場者数増に伴うリスクの増加に対し、適切な対応を進めていくとしている。 今回提供されるAEDは、救助者の心理的負荷を軽減するオートショックタイプであり、かつ騒音下でも指示音声を聞き取りやすいクリアボイステクノロジーの機能を備え、多くの観客で賑わうアリーナでの使用に適したものである。安全体制構築は人・物・体制のすべてによって成されるものであり、今回の提供のみならず、必要な対処の知識やスキルの習得ならびに公式試合における体制化をさらに進めながら、『安全なリーグ』をすべてのステークホルダーへ提供できるよう今後も邁進していくようだ。 日本ストライカー代表取締役社長の水澤聡氏は協賛に対し以下のようなコメントをしている。 「弊社は、救急~診断~手術~術後フォローをカバーする革新的な医療機器を扱っており、救急領域においては『日本の救急を変える!』を合言葉に活動しています。2021年には日本で初めてオートショックAEDを発売し、必要とされる場面で躊躇なくAEDが使われることで、一人でも多くの大切な命が救われることを願っています。今回の協賛を機に、B.LEAGUE選手の皆さんはもちろん、ご来場のバスケットボールファンの皆さんの安心・安全に貢献できれば幸いです」 また、島田チェアマンも協賛に対し以下のようなコメントをしている。「昨今報道されているスポーツ選手の練習や試合中における突然死を始め、プロスポーツの現場では選手だけではなくお客さまの体調不良が各試合会場で発生しております。そのため、B.LEAGUEでは選手のみならず、ファン、試合運営に関わる関係者、すべてのステークホルダーの皆さまの安全を確保し、今後も命を守る取り組みを進めてまいります」 ■ 提供品:ライフパックCR2オートショック 4G cprINSIGHT 39台 販売名:ライフパックCR2 オートショック 医療機器承認番号:30300BZX00353000 高度管理医療機器・特定保守管理医療機器
バスケット・カウント編集部