被害1億円超か“持続化給付金詐欺”少年ら4人逮捕
新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した事業者を支援する国の持続化給付金100万円をだまし取ったとして、警察は14日、18歳の少年ら男4人を詐欺の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、福岡市南区の会社役員、菖蒲大晟容疑者(40)や、福岡市東区の無職の18歳の少年らあわせて4人です。 警察によりますと、4人は共謀し去年6月、大野城市の19歳の少年を申請名義人とし、売り上げが前年から減ったなどとうその申請をして、持続化給付金100万円をだまし取った疑いがもたれています。 警察は、4人の認否を明らかにしていません。 18歳の少年は福岡市南区で去年7月に起きた監禁事件で逮捕されていて、「給付金の分配でもめていた」という趣旨の話をしたことから、警察が捜査を進めていました。 警察は、関係先などから押収した給付金の申請者リストを基に余罪について捜査を進めていて、被害額はおよそ130件分で、およそ1億3000万円にのぼるとみられています。
九州朝日放送