知人の名前で署名した容疑の男を逮捕 「無免許ばれるのが嫌で」 広島県警
広島県警広島南署は4日、広島市南区、自称会社員の男(43)を道交法違反(無免許運転)と有印私文書偽造・同行使、私印偽造・同不正使用の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は11月22日午後9時半ごろ、南区本浦町の市道で無免許でライトバンを運転した疑い。翌23日午前1時ごろ、同署で道交法違反について取り調べを受けた際に知人の名前で始末書を作成。さらに取り調べ状況報告書に知人の名前で署名し、それぞれ指印して提出した疑い。 同署によると、警察官が整備不良などの疑いで停車させて職務質問。不審な点があったため署に任意同行を求めた。容疑者が同24日、同署に出頭し容疑が発覚した。「無免許運転がばれてしまうのが嫌で、他人の名前を書いて書類を提出した」と供述しているという。2023年2月に免許の取り消し処分を受けていた。
中国新聞社