ヨーヨー、おしゃべりペット…平成にヒットしたおもちゃが令和に続々復活のワケ
日テレNEWS NNN
平成の時代に発売され大ヒットしたおもちゃが令和版として続々と復活しています。大人もハマるリバイバルおもちゃを取材しました。 中野謙吾アナウンサーが訪れたのは、東京・豊島区の『トイザらス ベビーザらス 池袋サンシャインシティ店』。 中野謙吾アナウンサー 「ありました。キダルトコーナー」 “キダルト”とはキッズとアダルトをかけわせた造語。こちらの店舗では、キダルトコーナーという30代以上をターゲットにした懐かしいおもちゃを集めており、実に1700点ものおもちゃが置かれていました。スタートしたのは今年6月。おもちゃの市場規模拡大に伴い、大人でも楽しめる商品のコーナーとして展開を始めたということです。そんな今、大人が子供のころに夢中になったおもちゃが相次いでリバイバル。 ■ハイパーヨーヨー 1997年に発売され各地でイベントや大会が行われるなどの人気を誇った『ハイパーヨーヨー』が今年7月に復活しました。当時、派手なパフォーマンスやかっこいい技などで子どもから大人にまで大人気に。 中野謙吾アナウンサー 「今回、リバイバルしようと思ったきっかけは?」 株式会社バンダイ 広報大牟禮 佑基さん 「第1期(1997年)の頃に遊んでいたお子様が30代半ば(に成長した)ということで、親子2代で楽しんでいただけるタイミングで今しかないという感じで復活しました」 今年発売された令和版は、ヒモを引くだけでヨーヨーの内部が回転。この新機能がついたことで、初心者でも簡単に技が出せるようになったといいます。 ヨーヨーは完全に初心者という中野アナが、基本的な技『ロングスリーパー』に挑戦。ヨーヨーを投げて下で数秒、キープ(空転)させる技です。 中野アナは、下でキープさせることはおろか、戻ってきたヨーヨーをキャッチすることもできません。その後、練習の末、少しだけキープさせることができました。 中野謙吾アナウンサー 「私、汗が出てきました。やりました」 年に1度のおもちゃの祭典『東京おもちゃショー2024』でも懐かしのおもちゃを発見しました。 ■アメリカンバトルドーム 中央から転がってくるボールをはじいて相手のゴールにシュートするアクションゲームです。なんと今年30年ぶりにリバイバル。今回、当時のファンの心をつかむため、あえて本体の色やデザインなどは変えずに再現したといいます。 ■ファービー 話しかけたり、なでたり、“おしゃべりペット”として話題になったファービー。最初に日本で販売されたのは1999年。当時、お店にはファービーを求める人の行列ができました。 そして今年6月、およそ12年ぶりにリバイバル。見た目のほかにも進化した部分は… ハズブロジャパン合同会社 広報 内田真理子さん 「600種類以上の音やフレーズの組み合わせでお話ししてくれる」 リアクションの数が大幅に増加。さらに、ダンスや歌なども披露してくれるそうです。12年ぶりに復活した理由について担当者は… ハズブロジャパン合同会社 広報 内田真理子さん 「平成レトロブームなので、ファービーを知らないお子様たちでも知ってもらう機会が増えて、幅広い年代の方々に食いついていただけるかなと思いまして発売にいたっております」