熊本銀行、預金で再エネ投資を後押し 「FFGグリーン預金」 12月2日から取り扱い開始
熊本銀行などふくおかフィナンシャルグループ傘下4行は12月2日から、再生可能エネルギー分野への融資に使途を限定した、法人向けの預金商品「FFGグリーン預金」の取り扱いを始める。融資先を環境分野に限定して預金を募集する商品は、九州の地銀で初めて。 熊本の経済ニュース
企業が環境課題に取り組むきっかけをつくろうと企画。グリーン預金を利用した企業は、自社のホームページでPRできる。1千万円以上であれば、任意の金額を1年間預けられる。 傘下4行で計100億円を募集する。期間は来年1月末まで。金利は店頭の定期預金に準じる。 集まった預金は、太陽光や風力、地熱の発電や蓄電池に関する設備導入などの際の融資に使う。今後、個人向けのグリーン預金の取り扱いも視野に入れている。(田代智也)