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さいたまのラーメン店、布マスクと食事券の交換 不要な政府配布の布マスク、施設など必要な人へ寄付

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埼玉新聞

 埼玉県さいたま市中央区のラーメン店「つけ麺R&B」は12日まで、同店で使える食事券(500円分)と、政府が配布する布マスク2枚を交換する取り組みを行っている。6月6日から始め、1カ月で集まった布マスクは約100枚。店主の仲川利明さん(54)は「児童養護施設など必要な人へ寄付し、気持ちを届けたい」と話している。 <新型肺炎>中3女子、手作りマスク120枚を寄付 得意でない裁縫に挑戦「必要な人に役立てて」

 きっかけは仲川さんが、政府配布の布マスクを捨てる若者の投稿動画を見たこと。「マスクを作っている人の気持ちを考えると心痛いし、悲しい気持ちになった」。マスクも一時期より手に入りやすくなり、不要な気持ちも少しは理解できた。しかし「何かできないか」と、布マスクと食事券の交換を思い立ち、会員制交流サイト(SNS)で呼び掛けた。  500円分の食事券と交換を考えたのは「売り上げを考えると店にとって負担」と話すが、再び来店してもらう狙いもある。  商品券の有効期間は今年いっぱいで、テークアウトでも利用可能となっている。  活動に賛同する人も次第に増え、最近は匿名で布マスクを郵送してくれる人もいるという。  仲川さんは店を営業する傍ら母子家庭支援として、つけ麺を無料提供する活動も行っている。仲川さん自身が母子家庭で育ち、「生活の大変さは強く実感している。今回の布マスク交換も、何か力になりたい思いが原点」と話す。

 集まった布マスクは仲川さんが直接、児童養護施設へ手渡しに行く予定だという。  仲川さんは「本当にマスクが必要な人に渡したいので、店の近くに来たら食事をしなくても持って来てほしい」と呼び掛けている。  問い合わせは、同店(電話048・822・8763)へ。

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