交通死ワーストの愛知県、安全運動出発式や「左右よくみりん」呼びかけ
交通事故の死者数が全国ワーストとなっている愛知県で1日、年末の交通安全県民運動が始まり、愛知県庁では出発式、碧南市では同市出身でタレントの中村優花さんが安全運転を呼びかけました。 愛知県では11月30日までの交通事故死者数が141人と全国で最も多く、同25日から今年2回目となる「交通死亡事故多発警報」が出されています。 夕暮れ時や夜間に事故が多発。年末の緊急アピールとして、歩行者に反射材の着用、ドライバーに早めのライト点灯、飲酒運転は絶対しないさせない、などを呼びかけています。 「へきなん広報大使」の中村優花さんは、一日警察署長に任命され、警察官らとともに地元特産の「みりん」を配って、ドライバーに「左右をよくみりん(見なさい)」と注意を呼びかけました。 市内の交差点では交通指導員ら約100人がプレートを持って立ち、交通安全をアピールしていました。