【自分にやさしいお金の使い方3箇条】浪費と節約のバランスを専門家が解説!
向き合うことからはじめるマネー論
《お金から逃げる甘さにサヨナラ!》 好きなモノを買って目先の満足感を得たいし、将来のための備えも増やしておきたい……。悩ましいお金の使い方について、OLが把握しておくべきポイントを家計再生のプロに聞きました。 最新の【お金】に関する情報はこちらから
「浪費」を認めることがやさしさへの 第一歩!
お金に関しては現実とシビアに向き合って自分を甘やかさないことが大切です。情報収集や家計の見直しを先送りにせず、ブラッシュアップを続けていくことで将来の自分にやさしくしてください。ただし節約のことばかり考えていると息苦しいので、収入の5%を目安に浪費も楽しんでみてはいかがでしょうか? メリハリのある浪費を心がけることで、長期的にも短期的にも満足感を得られるような豊かな人生を送ることは可能だと思います。
\まずはここから守るべし!/ 自分にやさしく使う3箇条
普段のトレーニングは持久力を上げるために有酸素運動を優先しています。持久力が足りないとすぐに疲れて姿勢が悪くなり、体が歪んでさまざまな不調の原因になってしまうので。最初はちょっと辛いかもしれませんが、やっぱり充実した日々を過ごすためには持久力が必要不可欠。自分に厳しい人ほど、人生を楽しめるのではないかと。
【その1】マイマネーの現状を知る
2020年は外出自粛などの影響で、支出の仕方が変わった人が多いです。水道光熱費やマスクなどの消耗品への出費が増えたり、ストレス発散のための散財が増えた人も多いはず。家計簿アプリなどを駆使して、まずは自分の家計にどんな変化があったのか、コントロールすべき支出はどこなのかを把握しましょう。
【その2】収入から真っ先に貯蓄額を差し引く
冬のボーナスをカットした企業も多い中で、やはり必要最低限の「現金」を貯めておくことの大切さを再認識させられました。年齢や居住環境によって条件は変わりますが、給料の1/6を貯蓄に回すのが理想です。手取り額が25万円だとすると、約4万円を先に差し引いて残りの21万円でやりくりする方法を考えましょう。
【その3】リターンがある使い方を目指す
人生を楽しむためにエステや化粧品に投資する女性が多いと思いますが、それが公私でどんな成果をもたらすかを冷静に見極めることも大切です。自己満足の“浪費” なのか、将来的なリターンが見込める“投資” なのかを意識すると、限られたお金を無駄なく分配することができるでしょう。