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【FP解説】年金の「知らないと損!」 事後重症受給決定後の遡及(そきゅう)請求について

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ファイナンシャルフィールド

全員が加入しているにもかかわらず、学校でも習わないし、周りに知っている人も少ない年金制度。そのような理由からか、「さあ、もらおう」とすると、すでに手遅れになっている場合も。「しまった!」と、ほぞをかむ思いをしなくてもすむように、あらかじめ知っておきたい知識の数々をお伝えします。 第16回は「事後重症受給決定後の遡及請求」です。

受給決定後でも遡及請求ができる

障害年金の事後重症請求をして受給が決まった後で、遡及請求ができたことが分かり、がっかりする人が少なくありません。しかし、受給が決まった後でも遡及請求をすることは可能です。

やはり遡及請求のほうが有利

障害年金の裁定請求には、いろいろな請求方法がありますが、今回取り上げるのは、遡及請求と事後重症請求です。遡及請求は、初診日から原則として1年6ヶ月後の障害認定日当時の障害の程度を理由に、請求日から過去にさかのぼって受給を求めるものです。 一方、事後重症請求は、障害認定日には障害等級に該当しなかった人や障害認定日当時のカルテが保存されていないなどの理由で、障害等級に該当していたことを証明できない人が請求日現在の障害の程度を理由に、請求日以降の受給を求めるものです。遡及請求の場合も、請求日以降の受給が可能ですので、一般的には遡及請求をしたほうが有利です。 その遡及請求ができることが後から分かるというのは、次のような場合です。

珍しいケースではない

■本当は障害認定日請求をしたかったが、あきらめていた例 ・障害認定日当時に通院していた病院の名前が思い出せなかったが、最近になって、病院名の入った書類等を見つけた。 ・障害認定日当時に通院していたと思っていた病院を間違っていたため「カルテがない」と言われていたが、最近になって別の病院だったことに気づいた。 ■障害認定日請求ができることを知らなかった例 ・障害年金制度を十分に理解していなかったので、思い込みで事後重症請求をしたが、最近になって、障害認定日請求も可能だったことを知った。 珍しいケース? いいえ、障害年金の相談を受けていると、こうした相談が多いのです。

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