大谷翔平が「USA Today」の独占取材に応じる「これ以上のことは望めない」
ドジャースの大谷翔平投手(30)が5日、米「USA Today」の独占インタビューに応じ、世界の頂点に立った激動の1年を振り返った。 「これは期待以上でした。プレーオフに初めて出場しましたし、ワールドシリーズも優勝しました。これ以上のことは望めません」と54本塁打、59盗塁をマークしワールドシリーズを初制覇した大谷は最高の1年間に笑顔を見せた。 同記事では韓国の開幕シリーズで水原一平通訳の使い込みが発覚した際の大谷のエピソードも紹介。同紙の取材に応じたド軍のローゼン副社長は「今でも覚えているのは、トレーナールームに入り、大谷が世界に向けてそのことを話す直前、私たちは彼に『緊張しているか?』と尋ねた。彼は、『なぜ緊張するんだ?何もしていないのに』って。彼はずっと集中を保っていた。本当に、彼は私がこれまで見てきたどのアスリートよりも集中力がある」と証言した。 新天地で最高の結果を残した大谷は「もちろん、感謝しています。自分が持っているもの、みんなが私をサポートしてくれたことに感謝しています。それでも、私がやることは変わりません。これからも野球というスポーツに集中し、毎日上達するように努力し、フィールドで全力を尽くし、ベストを尽くすだけです」とあくまでも謙虚に語った。 続けて「野球の人気が高まり続け、さまざまな国で野球が人気になること、このスポーツの成長が今後も続くことを願っています」と球界全体の発展を願っていた。
東スポWEB