韓国 きょうのニュース(9月22日)
◇検察が選管5か所を家宅捜索 不正採用疑惑で 選挙管理委員会の不正採用疑惑を捜査しているソウル中央地検は22日、中央、ソウル、大田、全羅南道、忠清北道の五つの選管に対する家宅捜索を行った。国民権益委員会は11日、過去7年間に選管が行った中途採用について全数調査を行った結果、58人の不正合格を含む353件の不正採用を摘発したと発表した。検察は押収物の分析が終わり次第、不正採用に関わった選管関係者を呼んで取り調べる方針だ。 ◇最大野党代表の逮捕同意案可決 党の内紛激化 国会で最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表に対する逮捕同意案が可決されたことを受け、同党の主流派である「親李在明派」が「非李在明派」に対して激しい非難を浴びせた。非李在明派の朴洸オン(パク・グァンオン)院内代表ら党院内執行部が総辞職する意向を明らかにしたにもかかわらず、親李在明派は逮捕同意案が可決された責任を問うとして非李在明派に対する敵意をむき出しにした。逮捕同意案が可決された場合の党内の混乱は予想されていたが、党執行部が「非李在明派叩き」を主導しており、内紛をさらに激化させている。 ◇尹大統領支持率32% 野党代表の逮捕状請求「正当」46% 世論調査会社の韓国ギャラップは、19~21日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施した調査で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(12~14日)から1ポイント上昇した32%だったと発表した。不支持率は1ポイント下落の59%。検察が共に民主党の李在明代表に対する逮捕状を請求したことについては、46%が「正当な捜査」と回答し、37%は「不当な政治弾圧」と答えた。 ◇BTSシュガが兵役開始 ソウルで代替服務 人気グループ、BTS(防弾少年団)のSUGA(シュガ)さんが22日、兵役の義務を果たすため社会服務要員(兵役代替服務制度の一つ)としてソウル市内で勤務を始めた。SUGAさんはファン向けコミュニティーアプリ「Weverse(ウィバース)」で「ARMY(BTSのファン)の皆さんのおかげで無事にここまで来た」として「誠実に服務を終えてくる」とコメントした。 ◇中秋節連休4日間は高速道路が無料に 尹大統領が承認 尹錫悦大統領は、秋夕(中秋節)連休期間(9月28~10月1日)に全国の高速道路の通行料金を免除する計画案を承認した。大統領室が伝えた。同計画案は今月19日に閣議決定され、尹大統領は訪問先の米ニューヨークでこれを承認した。通行料金免除の対象は同期間に少しでも高速道路を利用する全ての車両で、10月1日の夜に高速道路に入った車や、9月28日未明に高速道路を出た車も対象となる。
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