俳優・升毅が伝授する!白ワインに合う洒落た一皿「アスパラと帆立のバター炒め」
俳優・升毅は、自宅マンションの隣室を借りて、仲間たちと芝居の話をしながら酒が呑める『居酒屋ますや』を月2回ほど開催する料理好きだ。そんな升が、『週刊ポスト』の連載『居酒屋ますや』で5月から旬を迎え香りや歯ごたえ、味わいの違う「アスパラ」を使う料理を披露。その美味しさと魅力をレシピとともに紹介した。 【写真3枚】断面は透明感ある白のアスパラガス。升毅が下処理する様子。他、焼き面が開き始めつつ角も張りや艶も残るフライパン上の帆立も
「5~8月に旬を迎えるアスパラを使った、簡単おつまみです。毎年この時期になると、北海道・富良野の知人がアスパラを送ってくれます。昔と違ってほぼ年中手に入りますが、旬のものは香り、歯応え、味わいともに格別で、毎年心待ちにしているんです(笑)。帆立と一緒にバターで炒めるだけで、白ワインに合う洒落た一皿が完成です」(升)
白ワインとバターの風味で美味しさアップ「アスパラと帆立のバター炒め」
■材料(2人分) グリーンアスパラガス…5本 バター…10g 帆立貝柱(刺身用)…10粒 塩…2つまみ 白ワイン…大さじ2 粗びきこしょう…2つまみ ■作り方 【1】アスパラガスは根元の固い部分を切り落とし、斜め3等分に切る。 【2】フライパンにバターを入れて弱火で熱し、帆立を炒める。両面の色が白くなったら①を加え、塩をふってアスパラガスに火を通す。 【3】白ワインを加えてふたをし、1分程蒸し焼きにする。 【4】粗びきこしょうで味を調えて完成。 【プロフィール】 升毅(ます・たけし)/1955年生まれ。東京都出身。近畿大学在学中に演劇を始め、1985年に演劇ユニット「賣名行為」を結成。1991~2002年は劇団「MOTHER」を主宰。主演ドラマ『旧車探して、地元めし』が映画・チャンネルNECOで放送中。 YouTubeで動画公開中。 https://www.youtube.com/channel/UC-DmGAqCEZMypBwgMncP1tQ 撮影/小林大介 ※週刊ポスト2022年5月20日号