【欧州CL】先制ゴールのエムバペが負傷交代「甘い夜に苦い挫折」と地元報道
欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第6戦(10日=日本時間11日)で昨季王者のレアル・マドリード(スペイン)は敵地でアタランタ(イタリア)に3―2で競り勝った。 前半10分にフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)が今季12得点目となる先制点をマーク。しかし35分ごろ、グラウンドに座り込むと自ら交代を要求し、左太もも裏を手で押さえながらロッカーへと引き上げていった。詳細は不明ながら、筋肉系の負傷とみられ、今後の出場が危ぶまれる事態はチームを悩ませそうだ。 スペイン紙「マルカ」は「エムバペが筋肉の問題を理由に交代を要請。Rマドリードにとってまた1人、負傷者が増えた。1試合に1人以上のケガ人が出ている。(カルロ)アンチェロッティ(監督)のドラマはちょうど調子が良くなった日にエムバペにも影響を及ぼした」とし「アス」紙はエースについて「状況は極めて不確実性が高い。甘い夜に苦い挫折」と報道。指揮官は「深刻ではないようだ」と語り、12日に検査を受ける予定という。 試合は前半47分に同点とされるも、ブラジル代表FWビニシウス、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの追加点で勝利。決勝トーナメント進出に向けてプレーオフ圏内ギリギリの24位から暫定18位まで浮上したが、CL連覇に向けてエースの状態が気になるところだ。
東スポWEB