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歩道の汚れが一転、道案内?「バンクシーのよう」と話題

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神戸新聞NEXT

 旧三木ホースランドパークふれあいの森をリニューアルした「あじさいフローラみき」(兵庫県三木市)で、順路を示す路面表示が話題を呼んでいる。矢印や足跡をかたどった模様の正体は、21年来、たまった「汚れ」。「まるで(路上芸術家)バンクシーの作品のよう」と、訪れた人が写真に収めている。(大橋凜太郎) 【写真】洗浄済みの歩道と洗浄していない道  汚い-。4月に施設の総括責任者となった毛利卓司さん(48)は、園内の黒ずんだ歩道に衝撃を受けた。聞けば、1999年の「ふれあいの森」開園以来、高圧洗浄をしたことがないという。リニューアルに向けて洗い流すと、レンガ色があらわになった。  作業中にふと頭に浮かんだのが、ディズニーランドの一角にある歩道。「すすけたような色合いが似ている。ただ、汚れを取るだけではもったいない」と、一部を路面表示として残すことにした。  早速、廃材を矢印や「GO」の形に切り抜いた。型を地面にかぶせて洗浄するうちに自分の足跡を残すことも思いつき、履いていた長靴で模様を付けた。アジサイの群生区域までの2カ所に描き、開園後にフェイスブック(FB)で紹介すると、早速“目撃情報”が寄せられた。  楽しみながら日々精進するのが信条という毛利さん。「園内をくまなく散策してもらう仕掛けとして、分かりにくい場所にハートをしのばせてみたい」と遊び心を見せる。次の瞬間、はっとした表情で続けた。「予告してしまったら、バンクシーじゃないですね」。

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