港町の風情を感じるゆるやかな舟の旅|水運の町・伏見を歩く【「水のみやこ」の歴史と文化を訪ねる】
伏見夢百衆|地酒からスイーツまで伏見の味わいを愉しむ
伏見の17の蔵元の利き酒ができる利き酒会(10時30分~17時/30分1900円)あり。好みの味を見つけ、気に入った日本酒は購入できる。
大正浪漫漂うカフェで休憩
酒蔵が立ち並ぶなかに立つお土産処『伏見夢百衆』は、大正8年(1919)に月桂冠本店として建築された建物を活用。カフェを併設し、散策のひと休みにちょうど良い。喫茶スペースは営業部や経理部の事務室だったところで、高い天井に洒落た照明、欄間や違い棚などがあり、和洋折衷の趣である。酒の仕込み水で淹れたコーヒーや酒粕を使った菓子が味わえるほか、おすすめの利き酒セットなども用意されている。 伏見の酒と水の奥深さを知り、甘党も辛党も納得の店である。 ◆伏見夢百衆 京都市伏見区南浜町247 電話:075・623・1360 営業時間:10時30分~17時(最終注文16時30分) 定休日:月曜(祝日は営業)、夏期・年末年始 交通:京阪本線中書島駅下車、徒歩約5分
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