アイシンがトヨタ自動車破り初の皇后杯決勝進出…渡嘉敷来夢が29得点12リバウンド
12月14日、「第91回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド準決勝が国立代々木競技場第二体育館で開催され、アイシンウィングスとトヨタ自動車アンテロープスが対戦した。 試合は序盤から渡嘉敷来夢を中心に得点を重ねたアイシンが主導権を握る。しかし、第2クォーターにはトヨタ自動車の山本麻衣の3ポイントなどで逆転を許し、32-33とアイシンの1点ビハインドで後半へ。第3クォーターは再びアイシンがリードを奪うも突き放すまでには至らず、46-33と接戦のまま最後の10分間へ。 迎えた第4クォーターはリードチェンジを繰り返す展開に。同点で迎えた試合時間残り4.6秒、アイシンは吉田亜沙美がゴール下にロングパスを通すと、ボールを受けた渡嘉敷は一度はシュートを外すも、自らプットバックで押し込んで勝ち越しに成功。これが決勝点となり、58-56で勝利したアイシンが初の決勝進出を決めた。 アイシンは渡嘉敷が29得点12リバウンドとダブルダブルを達成。野口さくらも14得点8リバウンドをマークした。一方のトヨタ自動車は山本が19得点8リバウンド、安間志織が12得点6アシストと活躍するも悔し敗戦を喫することとなった。 決勝は12月15日15時ティップオフ、アイシンウィングスは富士通レッドウェーブと対戦する。 ■皇后杯試合結果 アイシンウィングス 58-56 トヨタ自動車アンテロープス
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