錠一郎(オダギリジョー)、名前の由来が明かされ…「定一さん」がトレンド1位に【カムカム】
ラジオ英語講座を軸に、3世代のヒロインたちが生きる姿を描いた連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)。1月20日に放送された第56回では、錠一郎の名前に秘められた過去が反響を呼び、ツイッターのトレンドで「定一さん」が1位となった(以下、ネタバレあり)。 【写真】幼少期の錠一郎と定一さん ヒロイン・るい(深津絵里)に「ディッパーマウスブルース」のマスター・定一(世良公則)と過ごした日々を語る錠一郎(オダギリジョー)。苗字の「大月」と名前の「錠一郎」にあてられた漢字は、定一が名付けたものだった。 その後、ジャズバンドの巡業に同行するようになった錠一郎が、大阪で定一の訃報を知ったことをるいに明かす。そして「錠」の字に含まれる「定」を指さしながら、「気に入ってる、定一さんがつけてくれたこの名前」「定一さんは僕のなかにいてくれてる」と微笑むのだった。 第55回に続き、錠一郎と定一の深いつながりが描かれた回に、SNSでは「錠一郎のなかに『定一』がいつまでも居る・・・冒頭の回想ですでに泣いている」「大月錠一郎はあのクリスマスの夜に生まれたんだね」といったツイートが相次ぎ、「2日連続、泣いて化粧できない」など涙した人が多かったよう。 また、安子編で描かれなかった定一の死に、「定一さん、亡くなってた・・・」「カムカム、いつもさりげなく人の死を伝えるなあ」など衝撃を受けた人も。さらに第38回にあった息子の健一(前野朋哉)が戦地より帰還した描写にも、「安子編のラストで健一が帰ってきたのは、あちらの世界の出来事だったの?」「あの夜の定一さんの息子は幻だったのかな」とさまざまな意見が飛び交っている。 『カムカムエヴリバディ』の放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第57回では、錠一郎のレコーディングが延期になったことを知ったるいが不安を覚える。 文/つちだ四郎